【独学】第三種電気取扱主任者の勉強法

皆さんこんにちは、ぽてとです

今回は先日受験した電験三種に合格しましたので勉強法などについて書こうと思います

参考になれば幸いです

電験の申込はこちらの電気技術者試験センターで行えますのでチェックしてみてください

電験三種を受ける前に

電験三種を受験するにあたってまず参考書を購入してください

時間さえかければネットの情報のみで合格できるのかもしれませんが正直効率が悪すぎると思います

僕は以下の参考書シリーズを購入しました

続いて過去問を購入してください、過去問は公開されているのですが解説がついておらず復習することが難しいです

過去問はコチラを使用しました

電験は難関資格の一つであり取得には多大な労力を必要としますが、数学が苦手でも、電気がわからなくてもしっかりとコツコツ勉強することで必ず合格することができると考えています

電験三種に合格するためには1000時間ほど必要だといわれています、これは普通にやると一年かかるぐらいの分量です

とにかくあきらめず、毎日少しずつ勉強していくという意志を持っていてください

理論の勉強

電験三種を受けるにあたって一番大変なのがこの理論です

理論はほかの教科の基礎ともいえる分野で範囲が非常に膨大です

数学の知識も必要で少なくとも三角関数、複素数、対数、n進法についての基礎的な知識が必要になります

不安な方はまず数学についても勉強しておくとよいかもしれません、数学の初歩的な知識であればネットで情報が出回っています

電験については完璧主義にならないことが重要なのですが理論に限ってはしっかりとやっておいた方が良いです

理論がしっかりわかっているのとそうでないのでは電力や機械の理解速度が大きく違います

理系出身の人があっという間に合格してしまうのはある程度理論について理解があるからで、センスなどは全く関係ありません

まずは参考書について理解を進め、練習問題などをしっかり解いていくことが重要です

細かい数値の間違いはいいのでどの式を使うか、どのような道筋で正解にたどり着くのかを理解してください、本番は電卓が使えますので計算に固執する必要はありません

一通り終わったら過去問の理論だけをやってみてください、時間は気にしなくても結構です

間違えた部分について解説を読み、参考書で復習をします

理論がみっちりとれるようになるまで過去問を10年分を二周ぐらいを目安にやってみてください

二周目はやり方が分かっているのですんなり行けると思います

大体80点くらいで安定してきたら大丈夫だと思いますが二周してもダメな場合はもう一周したりと調整してみてください

電力の勉強

続いて電力に移ります

電力は非常に範囲が広いため広く浅くを目標にするといいと思います

知識の幅が広いので参考書をしっかり読み進めます

電力は知識問題が多く出る傾向があるのですが、計算問題を捨てて受かるようなものではありません

そのため計算問題の得点力も養う必要があります

電力の計算は理論に基づくものが多いためここで理論を勉強してきた効果が出てくると思います、式の意味をしっかりおさえていけば対応できるかと思います

あらかたさらえたら過去問に取り組んでください、覚え漏れや計算の道筋がわからない部分を参考書で復習しておきましょう

過去問をまわしてみて80点ほどで安定してきたら確実だと思います、二周くらいするとよいと思います

個人的には知識問題が多く計算もパターンな電力は点がとりやすかったです

機械の勉強法

続いて機械の勉強にはいります

機械では実際の機器に関する知識が幅広く問われます、電動機や電池、パワエレについてなど知識問題はもちろん、プログラミングや制御理論、光度、照度計算など計算問題も多彩です

できれば知識問題を落とさないようにして計算をカバーしたいところです

まずは知識を詰めることをお勧めします、参考書二周してもいいくらいです

電動機などは種類が多いため混同しないように注意してください

計算は実際に手でやってみて覚えていくのが良いと思いますがどうしてもわからない問題が出てきた場合はいくつか捨て問を作ってもよいでしょう

僕の場合はプログラミングは選択で出ると考え捨て問にしていました、進相コンデンサあたりもかなりあてずっぽうに答えていました

僕は機械に手こずってしまったので機械には理論に次ぐ量の演習をまわしていくのがいいのかなと思います

過去問ですが機械は三周もしくは四周してもいいと思います、なかなか80点を達成するのが難しい教科だと思うので根気よく勉強しましょう

法規の勉強法

最後は法規です、法規は暗記が主体で計算問題もパターンです、なのでさらっと参考書をおえて何度も過去問を演習して覚えましょう

二種電気工事士を受けた方は一部かぶっている範囲があるためさらに効率的に勉強することが可能です

法規は過去問を回すだけでもある程度点がついてくるのでそういうものでと割り切って無心で過去問演習をするといいと思います

おそらくすぐに80点をとることが可能になるでしょう

本番の戦略

本番は焦らないことが大事でケアレスミスが一番致命的です

試験が始まってすぐにまず確実に取れる問題が何点分あるかを確認しましょう、そしてまずその問題をきっちりとってください

これだけでも安心感がかなり違います、どんな形であれ60点あれば確実に合格なのですから点を積み上げていきましょう

100点を目指さなくても全然大丈夫です、捨て問上等ぐらいの気持ちで行きましょう

最後にマークミスや設問読み落とし、選択問題の選択間違い等がないようにしてください

せっかく勉強してきたのにもったいないですからね

皆さんが無事に電験三種を攻略できることを祈っています

それでは

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です