【自作パソコン入門】CPUとマザーボードについて

こんにちは、ぽてとです

今回は前回の自作パソコンをなぜするのかという記事を読んで興味を持っていただいた方に、実際自作をしていく上で必要な知識を紹介していきます

前記事『【自作パソコン】自作パソコンのメリットや始め方』を読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね

今回は自作PCだけでなく日常生活にも役立つパソコンの中身について勉強していきましょう

パソコンの中身について

では早速パソコンの中身についてみていってみましょう

パソコンの部品には細かいものをなしにして大雑把に言うと

  • CPU
  • マザーボード
  • メモリ
  • ストレージ
  • 電源
  • クーラー
  • ケース
  • GPU(ビデオカード)
  • ディスプレイ
  • OS

以上のものから構成されています

たくさんあるので一つづつ紹介していこうと思いますが全部いっぺんにやるととんでもなく膨大になるのでまずは重要なパーツであるマザーボードとCPUについてみて行こうと思います

1.CPUについて

まずはこれでパソコンの大体の性能が決定されちゃいますのでここを選ぶ場合は十分に考えて決定してくださいね!

CPUの箱
CPU本体

パソコンのコスパをあげるコツは、自分の使用目的にあったCPUを選ぶことです

巷ではcore i9が一番性能がいいとかいろいろ言われていますが、これは厳密には間違いで例えばi5がi7より高性能なんてことはあり得る話なのでこれだけに頼るのは微妙です

では何を基準にCPUを選べばいいのかということについて、今回はIntelを例にしてみて行こうと思います

ちなみに製造会社でもう一つ見かける社名としてAMDがありますね

AMDのCPUはマルチタスクが得意なので、動画変換やレンダリングなどクリエイター向けであるという特徴を持っています

passmarkについて

CPUの性能を数値の変換して比べることができる指標として有名なものにpassmarkがあります

BTO パソコンミニ館のようなサイトに行くと自分のCPUのpassmarkをみることができます

色々なソフトがあるので一概に数字は決まりませんが今回は私がよく使うCinebench R15で考えて、以下に参考になる値を置いておきます(ちもろぐさんから引用)

3000点以上 極めて高性能 普通の使い方では…ほぼ持て余す性能。4K動画編集や、日常的な動画エンコードに推奨。

2000 ~ 2999点 とても高性能 ゲームを高画質で生配信するなら欲しい性能。配信しないなら、そこそこ持て余す。

1500 ~ 1999点 高性能 ほとんどのユーザーにとって十分すぎるほどの高性能です。

1000 ~ 1499点 なかなか良い ほとんどのユーザーにとっては、必要十分と感じる性能。

700 ~ 999点 平均より良い 基本的なタスクで性能が足りなくなることは無い。

500 ~ 699点 標準的 軽いゲームをしながらネットを見るくらいの使い方なら間に合う。

300 ~ 499点 やや低性能 Officeソフトやプログラミングには足りる性能。

100 ~ 299点 かなり低い 体感できるレベルの「もっさり」感がある。

という風になっています

ちなみに僕の使用しているCPU、Ryzen5 1400のスコアは683ですが体感は全然問題ありません

ちなみにi3 8100が593なのに対してi5 7400は550なので、i3だからi5だからというのが通用しないということがわかります

passmarkで選ぶ方が数字で見てわかるので信頼度が高いです

また末尾にアルファベットがついているものは少しややこしいので最初は避けた方が無難でしょう

ここで重要なこととしてCPUのソケットの形状を必ず控えておきましょう

ぽてとのRyzen5 1400はAM4でした(IntelならLGA1151などになっているはず)

CPUの名前で検索しても出てくるので調べてみてください

2.マザーボードについて

マザーボードは一般的にはメイン基板という呼ばれ方をすることもあります

このマザーボードによってパソコンの大体の方向性がまとまります

マザーボード本体

僕のマザーボードを例にとってマザボの選び方について説明していきます

ちなみにぽてとのマザボはAsRockさんのFatal1ty X370 Gaming K4というものです

まずマザボにおいてみるべきなのはソケット形状でこれを先ほど選んだCPUのものに合わせないとまず物理的に組むことができません

上のマザボでは公式サイトで確認してみると AMD Socket AM4 A シリーズ APU (Bristol Ridge) および Ryzen シリーズ CPU 対応 (Summit Ridge & Raven Ridge) との記述がありますがややこしいのでここではAM4でOKです

AMDとIntelでは名前が大きく違っていてIntelの場合LGA1151などの名前が付けられています

Intel CPUもやることは同じで控えたソケットと同じソケットのマザーボードを選んでください

簡単に言うとCPUの中でSocketAM4の形をしているものは物理的にはまるよということです

マザーボードは色々種類はありますが最初はATX規格というものをおすすめします、何故なら一番普及している規格でまた機能も豊富だからです

マザーボードにはチップセットというものが搭載されています

例えばぽてとのマザーボードではX370で、これによって性能やできることが変わってきますが最初のパソコンではあまり気にしなくても大丈夫です

ただ一つだけこのチップセットで選んだCPUが動くかどうかだけ確認してください

この二つが決まった時点でどんなパソコンになるかはほとんど決まってしまいます

パソコンを作るときはこの二つさえ決めてしまえばあとはかなりスムーズにいくのでお勧めの方法です

今回はこの辺にして次回の【自作パソコン入門】メモリやストレージの選び方ではパソコンの操作感にかかわってくる部品であるメモリやストレージについてみていくことにしましょう

それでは