簿記3級のネット試験をうけてきた

こんにちは,もちです.

簿記のネット試験(CBT方式)始まりましたね.人柱覚悟で受けてきました.

利便性は圧倒的にネット試験のが高いと思うのでこの記事読んでメリットを感じていただきたいなと思います.

※なお情報は2021/01/11現在のものです.公式からの情報を必ずご確認ください.

ネット試験(CBT方式)とは

会場に直接行って会場内にあるPCを使って行う試験方式を指します.

なのでネットだからと言って家では受けられません.

良いところは今までは年三回だけだったのが思い立てば三日後にすぐに受けられることです.

悪いところはいつでも受けられるがゆえに気合が入らないぐらいですかね.

これからも筆記試験は行うようですがCBT方式に合わせて制限時間が1時間に短縮されるそうです.

また,筆記試験とCBT試験で得られる資格に差異はありません.

私が受けた3級は手数料などすべて合わせ税込み\3,400でした.ちなみに2級は\5,270です.

ネット試験の受験の仕方

CBT試験を運営している会社のサイトに行きます.(https://cbt-s.com/examinee/examination/jcci.html

ここでアカウントを作成しCBT申し込みをします.ここで何を受けるか・受験地・日程を選べます.

私が受けたのは京都で京都駅前と四条烏丸の2か所から選べました.見た感じ日曜日はやってたりやってなかったりするみたいです.

土曜祝日は早めに埋まってますね(たかがしれてるって感じですが),平日ならいまのところいつでも余裕みたいです.

私がCBT受けたのも11月試験の時に申込戦争に敗れたからなのでいつでも余裕なCBTはその点でありがたいです.

ちなみに現状3日前までならキャンセル料かからずにキャンセルできるので自信がない場合は金ドブを防げていいですね.

ネット試験を実際に受けに行ってみた!

30min以上前につくと中に入れてもらえない可能性があるとのことだったので11:15からの受験に対し10:55につきました.

そこから注意事項を聞き誓約書兼ログイン情報の書かれた紙1枚とまっさらな計算用の紙を2枚,ボールペンを1本渡されます.

ここで誓約書に名前を書いたら部屋とPCを指定され入室します.

あんまり馴染みのないCBT方式ですが私は実はアメリカで航空機の学科試験のときに受けたことがあります.

そのときは小部屋にPC1台と監視カメラがあって受ける形式でした.

なのでそこそこの部屋に何台もPCがあって仕切りの向こうでほかの人が受験しているのは驚きでした.部屋の出入りも結構あってそのうえ殆ど試験官的な立ち位置の人は入ってきません.

部屋に入っていく際に他人が試験を受けてる画面が見られます.(何書いてあるか読めませんが)簿記っぽくなかった気もする…?

まぁそんなこんなで席に着くと呼び出し用のブザーと遮音用のヘッドホンみたいなやつがおいてあります.私は使いませんでした.

呼び出し用のブザーってことは監視カメラはついてないんですかね?因みにアメリカで受けた試験で試験官を呼びたいときは監視カメラにむかってジャンプとかしました.

着席するとアカウント情報を入力って書いてあるのでもらった紙に書いてある情報を入れます.

するとつらつらと注意事項が出てくるので次へを押してると「このボタンを押すと試験開始」ってのがドン.

センター試験とかで心臓バクバクになって死にそうになる私のよわよわ心臓ちゃんが急に早鐘を打ち始めます.

このまま始めるのは明らかにまずい,早々に案内されまだ本来の試験開始まで15minあるのでとりあえず深呼吸.

おちついたら自分のペースで始めればよいのです.豆腐メンタルにCBTは優しいですね.もう二度とセンターなんて受けられる気がしない.

試験開始で画面上でカウントダウン開始.

問題は3題からなります.試験時間が1時間減っているので分量は大幅に減りました.

1題目は仕訳問題です.勘定科目をプルダウンから選択し数値を入力していきます.従来の大問1と同じですが問題数は増えてます.

金額は手打ちですがエンターキーを押さないと桁を区切るカンマを表示してくれません.ちょっと不便….

解き終えたら左下にある項目から次の大問へ移れます.

大問2は従来の大問2と大問4が混ざった感じです.ここで私がやらかしたのが画面上で表示されている問題がすべてだと思って次にいってしまったこと.下にスクロールするともう一つ小問がありました.怖い.

よく言われることですがやはりPCより紙のほうが一覧性は高いです.紙の試験ではこのような過ちはそうそう起こらないと思います.

3題目は従来の大問3で出題されるものと大問5で出題されるものから出ます.ここで困ったのがPCで帳簿の内容を見て手元の電卓で計算して…の煩わしさです.首が疲れるしなによりもミスしやすいです.おっちょこちょいには厳しめなCBTさん.

そんなこんなで試験時間が終わるとペンを置いてくださいというメッセージがでます.このメッセージにOKを押すといきなり試験結果が出ます.

始まりは心臓に優しいのに終わりは心臓に悪いです….ギリギリ合格してました.やったね!!

この画面を印刷すると受付のプリンターで出力します.なので受付の人には合否と点数がバレバレです.ギリギリですみません…と思いながらこれを受け取って終わり.

この用紙にQRコードがありここから合格証書のPDFをダウンロードできます.

以上になります.

試験自体は仕訳が多くなったことで易化してるか?と思います.

個人的にはCBTのが利便性が高いので次回2級受ける時もこの方式で受けますね.

閲覧ありがとうございました.